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実録!宅建士に合格した私の学習計画とは?
先ほど独学で十分合格を目指せるお話ししましたが、具体的にいつから始めて、どのくらい勉強したのかをご紹介します。その前に、わたくしは勉強を始めてから勤めていた会社を辞めております。ですので、十分に学習時間を確保できたので以下のような学習計画となりました。
勤めながらでは絶対できない時間割ですので、あくまでどの程度時間を使って合格できたかを参考にいただければと思います。
時間が無くても何とかなる!テキストと問題集の上手な使い方
勉強を始めたのは5月初旬から。正直、時間的にはギリギリかなと思っていましたが、この時点ではあまり合格への本気度は高まってませんでした。といのうも、この時点では会社員として在籍中のためほぼ勉強なんか出来なかったからです。精々通勤途中の電車のなかでテキストを読む程度でしたので1日1時間半程度でしょうか。帰ってからの勉強は全くできていませんでした。仕事がハードなこともあり帰ったらすぐに寝るような生活でした。
そこから、8月に退社(正確にはお盆明け)してからは、こんな感じの大枠を設定しました。
~8月下旬:テキスト全体を通して読み込む
9月中旬迄:問題集 1周目+テキスト読み込み学習
9月下旬迄:問題集 2周目+テキスト読み込み学習
10月中旬迄:問題集 3周目+テキスト読み込み学習
5月から読み始めていたテキストをまずは一周読み込み、その後過去問題集を中心に勉強しました。正直テキストを何周も読み込むには限界があるので、問題集を解きながらポイントをチェックするようなイメージで進めました。
そして、それに対して1日の勉強スケジュールをこう考えました。
こうした勉強のモチベーションはやはり会社を辞めたことで、何とか資格は取得しようという気持ちが強くなったからです。もちろん、先の就職なども視野に入れてですが。
ここで、学習のポイントですが時間が無い中でとにかく繰り返しテキストを読み込んで、細かい数字を徹底的に覚えました。法令の内容については体系的理解できますが、この数字が曲者なんです。というのも、択一式問題のひっかけによく使われるからです。ですので、体系的に法令を理解し、細かい数字をしっかりと暗記する必要がありました。
次に問題集です。これはインプットした内容をしっかりと覚えているかチェックする機能と、出来ていないところをチェックする機能、そして出題傾向のチェック機能になります。もしかすると、ある程度テキストで内容を把握出来たら、かなりの時間を過去問や問題集の時間に充ててもよかったかもしれません。それほど、問題集には要点や重要ポイントが網羅されてるのです。
このように、問題集とテキストを組み合わせて使うことで時間効率も上げてぎりぎり試験に間に合わせた感じです。試験日当日には自信をもってのぞめました。
独学受験で踏まえるべき学習計画の3つのポイント
学習計画を立てる際には、3つのポイントを踏まえて計画してみてください。
1.試験までの時間を考えてから何をするのか決める。
・やるべきことを洗い出す
・いつまでにどこまでするのかを決める
2.自分に合った割り振り(テキスト勉強・問題集)で学習する
・テキスト学習(インプット型重視)>問題集
・テキスト学習<問題集(アウトプット・実践問題重視)
3.繰り返しリピートする時間を考えて設計する
・テキストは最低2回転読み込む
・問題集は最低3回、予想問題集2回繰り返す など・・・
上記3つのポイントを考えて、学習計画をたててみてください。何となくやってるのでは、気づいたらタイムオーバーや覚えが悪くなります。きっちりと計画・時間割を決めることでメリハリがついて集中力も維持できて効果的に学習できると思います。
独学は孤独なマラソンに似ています。さぼろうと思えばいくらでもさぼれます。でもやればやるほど前には進んでいくのも事実。地道にやっていくことが重要ですが、ペース配分も大事です。しっかりと計画を立てて取り組むのが合格への近道だと思います。