一般的に資格試験合格にむけて勉強を始める際に、独学にしようか通信教育を受けようかと悩まれる方も多いと思います。ですが、そもそも宅建士試験がどのような内容なのか?を把握してからでもよいと思います。
まずは敵を知ることからですね。宅建士の試験内容が択一式問題であり、具体的に試験の内容について触れると
・ 4肢択一・50問・マークシート方式
・【権利関係】14問、【宅建業法】20問、【法令上の制限】8問、
【税・価格】3問、【免除科目】5問
の出題となります。
内容は民法や不動産取引にかかわる各種法令からの出題です。範囲は広く、多くのことを覚えないといけないのですが体系的に理解することと細かい数値などを暗記する必要性があります。そして4択問題であるというところもポイントです。
記述式の解答がないので、極端に言えば4分の1で正解できてしまいます。例えば、過去問などを繰り返しやっていると、見たことあるような問題が多数出てきます。繰り返し勉強する中で、自然と答えも覚えていき、消去方で解答を導くこともできるようになります。
宅建士試験を分析してわかる学習の基本
試験の問題内容や問題形式から分析するに、いかにテキストの内容を理解そして暗記するか。過去問を繰り返しやって、問題自体も覚えてしまうぐらいやり込めるかが合格への鍵です。どの学習法を使うにしろ、反復学習が合格には必須の学習スタイルであることが導けますので、勉強期間はある程度ゆとりをもって取り組むようにしましょう。
次に反復学習ということは、独学でも通信・通学講座でもすべてに共通する必須学習スタイルです。標準学習時間が300~400時間と言われているので、ある程度の準備期間は必要だと思います。平日でも学習計画に応じた勉強時間をきちんと確保できるのであれば独学もありでしょう。また、時間を出来る限り絞って効率的に学習をするなら通信講座や通学なども考えられますね。
独学でも通信・通学講座を受講するにせよどちらでも合格は目指すことは可能です。基本学習は反復学習ですので、しっかりと取り組めるかどうかが合格のカギになります。単に時間があるかないかだけでなく、自分自身がどのような状況であればしっかりと勉強に打ち込めるか?というスタイルや生活環境・経済面などからもご自身に合う勉強方法を選択して納得いく形で試験にのぞみましょう。